Shopifyでクライアント向けにECサイトを作るときは、Shopifyパートナープログラムを使おう

ShopifyでECサイトを作る場合、大きくわけて2つのケースがあります。

1つは自身でECサイトを立ち上げたい場合。そしてもう1つは、クライアントから依頼されてECサイトを代わりに立ち上げる場合です。

よくあるECカートASPなどでは、どちらの場合でもECそのもののセットアップ方法は変わりありません。アカウントのメールアドレスやパスワードを誰のものにするか。くらいでしょうか。

しかしShopifyの場合は、「Shopifyパートナープログラム」を活用すると、より便利かつお得にサイトの運用が行えます。

Shopifyパートナー管理画面から、ECサイトを立ち上げる

Shopifyパートナー管理画面から、「紹介」を選ぶと、クライアント向けのECサイト(ストア)を立ち上げできます。


「ストアを作成する」を選ぶと、「開発ストア」と「管理ストア」の2種類が選べます。

新規に立ち上げる場合は「開発ストア」を、既存のサイトにログインできるようにしたい場合は「管理ストア」を選びましょう。

このあと、ストアのURLやログイン情報などを入力するフォームが表示されますので、表示にしたがって入力すればOKです。

Shopifyパートナープログラムを使うメリット(一部)

わざわざパートナー管理画面を経由する理由は、自分の中では2つあります。

1つは、「管理サイトのログイン情報をまとめて管理したい」ことです。

パートナー管理画面を使うと、管理しているサイトが複数ある場合に、アカウントのログインやパフォーマンスの表示、一斉ログアウト操作などがまとめて行えます。

そこまで数があるわけではありませんが、それでもログイン情報を手元で個別に管理するよりは、まとめてしまった方が安全かつ効率的です。

もう1つは「開発ストアをオーナーに引き渡しすると、レベニューシェアがもらえる」ことです。

パートナープログラム経由で開発ストアとしてECサイトを立ち上げ、各種プランやアプリの購入などの料金支払いのためにオーナーに引き渡しします。すると、Shopifyのストアプラン料金の20%相当額が毎月Shopifyから支払われます。

マーチャントの月額サブスクリプション料金の20%に相当する定期的なコミッションが支払われます。
*マーチャントが有料のShopify顧客のままで、あなたがアクティブなShopify パートナーのままである限り、毎月繰り返されます。

https://help.shopify.com/ja/partners/how-to-earn#development-store-referrals

Liteプランなどでは微々たる金額ですが、それでも収入源、それもオーナーに直接請求する必要がないものが加わるのは、大きな違いです。

おわりに

この他にもShopifyパートナー経由でECサイトを立ち上げるメリットはあると思います。

他人にお勧めするならまずこの2つについて話すかなと思いましたので、簡単ですが紹介しました。

この記事を書いた人